令和5年度のイベント記録
自然科学学習館で開催したイベントの様子を記録したページです。令和5年度もわくわくどきどきのイベントがいっぱいです。
日 | イベント名 | |
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4月 |
22日(土) |
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5月 | 21日(日) | |
27日(土) |
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6月 | 17日(土) | |
25日(日) | 南極の氷贈呈式 | |
7月 |
1日(土) |
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8日(土)~9日(日) |
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20日(木) |
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21日(金) |
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27日(木)~28日(金) |
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8月 |
1日(火) |
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2日(水) |
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5日(土)~6日(日) |
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8日(火)~9日(水) |
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19日(土)~20日(日) |
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9月 |
2日(土) |
科学つめあわせ便⑤「空とぶ科学」 |
16日(土) |
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30日(土) |
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10月 |
9日(月) |
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15日(日) |
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28日(土) |
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11月 |
3日(金) |
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18日(土) |
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12月 |
9日(土) |
解剖にチャレンジ! |
23日(土) |
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26日(火) |
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27日(水) |
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1月 |
5日(金)~6日(土) |
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20日(土) |
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2月 |
3日(土) |
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10日(土)~11日(土) |
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18日(日) |
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24日(土) |
2023.4.22(土) 科学つめあわせ便①「春の野鳥観察」
日本野鳥の会秋田県支部より講師をお迎えし、高清水公園内で野鳥を観察しました。野鳥を観察しながら、オスとメスの模様や色の違い、秋田で見られる野鳥の種類や生息域の特徴などを分かりやすく教えていただきました。
2023.5.21(日) どうぶつサイエンスⅠ~どうぶつのお医者さん~
大森山動物園の獣医師がどんな仕事をしているのか、またどんなことに気を付けて動物に接しているのかなど、実際に見たり触れたり体験したりしながら学んできました。園内にある「森のびょういん」という医療施設にも入り、レントゲン写真や顕微鏡を使った専門的な仕事の内容についても詳しく教えていただきました。
2023.5.27(土) 春のわくわく実験教室
秋田大学教育文化学部で理科教育を学んでいる学生たちが自然科学学習館でワークショップを開きました。
参加した子どもたちは、「紫キャベツ液の色変わり」「水中に作るシャボン玉」「浮いたり沈んだりする不思議な魚」などの
様々な実験やもの作りを通して、科学の楽しさ不思議さをたっぷりと感じていました。
2023.6.17(土) 科学つめあわせ便②「葉っぱの科学」
見頃を迎えたアジサイ。その葉を水で満たした注射器の中に入れてピストンを引っ張ると…。葉の中から空気の泡が出てきました!また、ホウレンソウの表皮をはがして顕微鏡で観察したり、押し葉標本を作ったりして葉っぱの不思議さやおもしろさをたくさん味わうことができました。
2023.6.25(日) 南極の氷贈呈式
砕氷艦「しらせ」が持ち帰ってきた「南極の氷」。自衛隊秋田地方協力本部のかたがその氷を届けてくださいました。氷の中にはたくさんの気泡が含まれていて、光を当てると宝石のように輝きます。水に入れて溶かしてみると、数万年前の空気がプチプチと音を出しながら小さな泡として出てきました。南極体験のお話の講師には、建築・土木隊員として4度も南極観測に参加した東光鉄工株式会社の芳賀氏をお迎えして、観測活動を支える特別な施設や極地の厳しくも美しい自然、そこに暮らす動物たちについて楽しく語っていただきました。
2023.7.1(土) 科学つめあわせ便③「バランスの科学」
「重心」って何?「支点」ってどんな点?上手にバランスをとる方法は?アルミ缶を斜めに立てたり片足で立ってみたりといろいろな体験を通してナゾを解明していきました。「バランスバード」や「ヤジロベエ」が、バランスをとりながら指先でゆらゆらと動く様子をうれしそうに不思議そうに、見つめる子どもたちの表情がとてもすてきでした。
2023.7.8(土)~9(日) サイエンスフェスティバルⅠ
ALVE1階のきらめき広場で科学イベントを開催しました。阿部清人先生による「エコサイエンスショー」では、様々な実験に参加しながら環境問題や省エネについて分かりやすく学ぶことができました。クライマックスには巨大空気砲が登場!煙のリングが渦を巻きながら遠くまで飛んでいく様子を見て、子どもたちは大興奮でした。隣の会場には、「すイエんサー ぐるぐるつながる探検隊」と題した体験型展示ゾーンを設置。そこには、『静電気でバチッ!ってきちゃうのをなんとかした~い!!』『茶柱を100%立てるには?』などの日常のふとしたギモンが。会場内で見つけたヒントをもとに、ポーズをとったり装置を動かしたりしていると…ハッと気付く。思いもよらない手がかりから答えへとつながっていくおもしろさを味わいながら、楽しそうに参加してくれました。また、科学工作のブースにもたくさんの子どもたちが遊びに来てくれて、とても楽しい二日間になりました。
2023.7.20(木)~21(金) オンラインもの作り教室①~④
オンラインツールを活用して、遠くにいる子どもたちとつながり、家庭にある身近な素材を使った科学工作を行いました。牛乳パックの底部分を切り貼りして作ったボール。投げてみるとカーブしたり急にストンと落ちたりするなど、おもしろい軌道で進みました。電子レンジを使った押し葉標本は、植物のつくりや葉の形がよく分かり、飾ってもすてきな作品に。折り紙を使った一裁ち折り(ひとたちおり)や紙コプターづくりでは、「どんな形になっているのかな?」「どんな風に回るんだろう?」とわくわく楽しみながら活動することができました。
2023.8.1(火)科学つめあわせ便④「ガラスの科学」
「いったい何からできているの?」「色の正体は?」身近にあるけれど、意外と知らないことの多い『ガラス』について「秋田市新屋ガラス工房」で学んできました。硬くてひんやりとしたイメージのガラスですが、今日はひと味違います!長ーく伸びたりプク~ッと膨らんだり、色だって真っ赤です。子どもたちは目を輝かせていました。5種類の押し型を使ったオリジナルデザインのペーパーウェイト作りでは、ガラスの柔らかさを直接感じることができて、とても良い経験になりました。
2023.8.1(火) オンラインもの作り教室⑤⑥
先日に引き続き、遠くにいる子どもたちが自然科学学習館とオンラインツールでつながりました。「ストローとんぼ」の羽は牛乳パックです。高く飛ばせるように、羽の長さや形、折る角度などに注意しながら頑張って作りました。次は、「煮干し」が登場。ピンセットやつまようじを使いながら慎重に解剖して並べていくと…。見事な標本が出来上がりましたよ!
2023.8.2(水) 「THE KAGAKU」
秋田の「ものづくり」を支える『秋田県産業技術センター』に大勢の子どもたちが集まりました。すぐにポキッと折れちゃうスパゲッティ。ところが、三角形を作りながら組み立てていくと…高くてじょうぶなタワーができちゃった!三角形はとっても強い形だということがよく分かりました。また、3Dプリンターや協働型ロボットなどの最先端技術にも触れ、人とロボットが力を合わせて働くイメージをつかむことができました。
2023.8.5(土)~6(日) 「科学部によるワークショップ」
今回は、科学部の中学生が講師役です。参加校は、「城南中学校」「城東中学校」「秋田東中学校」「秋大附属中学校」。中学生ならではの爽やかな呼び声や手作り感たっぷりの看板でお出迎え。『手作りブーメラン』や『色が変わる水』など、若い博士たちが準備してきた科学工作や実験ショーはどれも本格的な内容で、来場者を大いに驚かせ、楽しませていました。
2023.8.8(火)~9(水) 「小学校教員によるワークショップ」
理科を専門とする先生たちが科学工作の体験コーナーを開きました。カーリングみたいな動きが楽しい『ビー玉UFO』。リピーター続出の『プラ板キーホルダー』。温度で固さが変わっちゃう不思議な粘土『おゆまる』。『スライム』コーナーには、新触感と銘打った「シン・スライム」が登場しました!子どもたちにとって、夏休みのすてきな思い出になったようです。
2023.8.19(土)~20(日) 「不思議アートのぞき箱ワークショップ」
『UAPふくろうの会』より講師をお迎えし、みんなで「立方体万華鏡」作りに挑戦しました。樹脂ミラーに描いた模様を削って箱形に組み立てます。「削り残しは無いかな?」「ここは黄色にしてみよう。」「どんな風に見えるのかドキドキするね!」子どもも大人も夢中です。小さな箱の中には、美しい光と色の世界が遠くまで広がっていました。
2023.9.2(土) 科学つめあわせ便⑤「空とぶ科学」
飛ぶものってなんだろう?子どもたちからは「飛行機」「ヘリコプター」「気球」「タンポポの綿毛」などいろいろな答えが。牛乳パックで作った紙コプターやアルソミトラと呼ばれる種の模型で遊んでみると、飛び方も様々であることが分かりました。JUIDA東日本ドローンスクールから講師を迎えて、ドローンの操縦体験にも挑戦。搭載カメラで空中から、はいチーズ!すてきな構図のとてもうれしい記念写真になりました。
2023.9.16(土) ロボットプログラミング教室(基本編)
医療や農業、物流や災害対応など人間生活の様々な場面で活躍しているロボット。子どもたちは今回、走行ロボットを作りました。本部から事故現場、病院を経由してまた本部へ戻るという動きをパソコンでプログラミング。その命令をロボットに送って、コースを走らせます。「事故現場は反対だよ。左じゃなくて右回りさせてから進ませるには?」「病院手前で止まっちゃったから、タイヤの回転数を増やしてみよう。」失敗や疑問、気付きを積み重ねて…思い通りの動きでロボットをゴールされられたときには大歓声!たくさんの笑顔がはじけました。
2023.9.30(土) 科学つめあわせ便⑥「大人の科学~しょっつるの科学~」
今回のテーマは、日本三大魚醤の1つ「秋田のしょっつる」。高橋しょっつる屋の高橋信一氏を講師に迎え、しょっつるの歴史や作り方をクイズや動画などで楽しく学びました。調理室では、イワシ500gに塩150gを加えて保存瓶の中へ。参加者のしょっつる作り(しょっつるの科学)は、自宅に戻ってからも続きます。しょっつるが完成した暁には、どんなレシピに利用しましょうか。試食コーナーで予習です。「トウモロコシの炊き込みご飯」「焼き鳥しょっつる味」「しょっつるアヒージョ」など、しょっつるによって素材の味が存分に引き立つメニューがたくさん登場!おいしくて楽しい学びの場となりました。
2023.10.9(月) きらめきdeサイエンス
ALVE1階きらめき広場に「ペーパークロマトグラフィー実験」や「スライム作り」など7つの実験・体験ブースが登場しました。サイエンスサポーターと作る「声変わりマスク」や「バスボム」は身近な材料で簡単!楽しい!と話題に。秋田高専生との「芳香剤づくり」、県立博物館職員による「たたみ染め」、また県産業技術センターブースの「ワイヤレス給電やタブレットでの電車操作」など様々な体験を通して、科学を楽しむことができました。
2023.10.15(土) どうぶつサイエンスⅡ~身近な自然から学ぼう~
「クモの糸でベタベタくっつくのは、たて糸?よこ糸?」「高い木の枝にバッタがささっているよ!だれがやったのかな?」いろいろな植物や生き物がいる大森山公園。見つけたものをカードに記録して生き物マップを作ったら、自然の豊かさを実感できました。そこで拾い集めた草木は、ヘビの冬眠部屋作りの材料に。「大きな枝の下だったら安心して眠れそうだよ。」「屋根には大きな葉っぱを使ってみようよ。」みんなで頑張ったから、ヘビたちもきっと気に入ってくれるはず。実際に展示されるから、大森山動物園に会いに行ってみよう!
2023.10.28(土) ロボットプログラミング教室(応用編①センサー)
基本編で扱った走行ロボットに2つの強力なアイテムを搭載!障害物までの距離を感知する『超音波センサー』と回転角度の変化量を検出する『ジャイロセンサー』です。これまではタイヤの回転数を変えることで微調整していた作業が、センサーのおかげであっという間!「壁まで20cmの所で停めてみようかな。」「次は…右に90度回せばいいね。」と、思い通りにロボットを動かすことができました。難関コースが設置されましたが、子どもたちはゴールを目指して、試行錯誤する楽しさを存分に味わっていました。
2023.11.3(金) ロボットプログラミング教室(応用編②宇宙エレベーター)
ロケットに代わる宇宙への輸送機関『宇宙エレベーター』をイメージしたロボットを組み立てて、プログラミングによって動かしました。「荷物を運べるようにできるかな?」「どうやったらこぼさずに置いてこられるだろう?」課題に対してチャレンジを繰り返すうちに、子どもたちは自分なりの解決方法を次々に生み出していきました。その発想力に、周りの大人たちはびっくり!みんなで頭を使いながら楽しい時間を過ごしました。
2023.11.18(土) 科学つめあわせ便⑥「高専のカガク」
機械や電気、土木など様々な技術分野について学ぶことのできる秋田工業高等専門学校に科学好きが大勢集まりました。今回の不思議のタネは『ペルチェ素子』と呼ばれる小さなプレート。乾電池につないでから指で触れてみると、「あったかくなってきた!」「でも、裏は冷たいよ!!」と驚きの声。今度は、手の平と氷水でプレートをはさんでみます。すると…「プロペラが回ったあ!」なんと、温度差を利用して発電することができました。では、温め方を手の平からドライヤーに変えてみたら?温度差が大きくなったことで発電量がさらに増えて、プロペラがもっと速く回りましたよ!
2023.12.9(土) 解剖にチャレンジ!
みんなでブタの心臓を解剖してみたら「血管がとても太いぞ。」「血液を逆流させないための弁がついているよ。」「左よりも右のお部屋の方がかべが厚いんだね。」など、いろいろな発見をすることができました。また、食肉衛生検査所の職員から『ブタやウシがお肉になるまで』のお話を聞いて、命をいただいていることへの感謝の気持ちが深まりました。
2023.12.23(土) 科学つめあわせ便①「林信太郎先生の火山の科学~火山が爆発すると何が起こる?~」
マグマはコーラのようにシュワシュワしているから勢いよく噴火するって知っていましたか?入浴剤を使って噴火した火砕流の様子を再現したり、ココアの山でカルデラ(噴火後の凹地)ができていく過程を観察したりと、楽しい実験を通して火山爆発についてくわしく学ぶことができました。
2023.12.26(火)~27(水) オンラインもの作り教室⑦~⑩
遠くにいる参加者が自然科学学習館とオンラインツールでつながりました。ペットボトルと風船で作る簡単で楽しい『空気砲』。編み込み方の工夫で「入れた指がぬけない!」とびっくりの『指ハブ』。紙の素材や形を変えたら『くるくる、パタパタ、ふ~わふわ』いろいろな飛び方が生まれましたよ。『テンセグリティ構造』は、糸同士の引っ張り合う力でバランスをとるなんとも不思議な浮遊体!ワクワク楽しい科学工作の時間になりました。
2024.1.5(金)~6(土) 新春☆おもしろ体験
今年は辰年です。飛ばした紙コップが浮き上がっていく『昇り龍』や、くるくる回すとシャボン玉に見えたりお花の形になったりする『キラキラスティック』。そして、ビヨ~ンとのびるおもち!ではなくて『スライム』など縁起のよい工作で盛り上がりました。もちろん『皿回し』では、いつもより多めに回しておりま~す!おめでとうございま~す!!
2024.1.20(土) 電子工作教室Ⅰ(初級編)
今回は、はんだごてを使った工作に挑戦です。子どもたちは、はんだ付けのコツをすぐにつかみ、トランジスタや発光ダイオードなどの小さな部品を基板の配線に正しくつなげることができました。遠心力でスイッチが入る特別な仕組みも取り入れています。完成した電子ゴマを回してみると・・・きれいに光って音楽も軽やかに流れましたよ。やったね!大成功!!
2024.2.3(土) 電子工作教室Ⅱ(中級編)
たくさんの小さな部品のはんだ付けには、丁寧で正確な作業が必要ですが、みんなとても上手でした。台座にタイヤをはめ、ネジで基板を取り付けて、気分はまるでエンジニア!前、右、左に進むボタンを押すことで、自分の指示に従って動く制御ロボを作りました。秒数の設定は、命令ボタンを押す回数で決まるので、思い通りの動きをさせるには計算と練習が必要です。プログラミングも得意になれそうですね。
2024.2.10(土)~11(日) サイエンスフェスティバルⅡ
1階きらめき広場で、東北電業会の川嶋先生がサイエンスショー『エネルギーふれあい広場』を開催。身近な道具や手回し発電機などを使った様々な実験・体験を通して、省エネルギーや電気のつくり方について楽しく学びました。2階多目的ホールでは、『科学捜査展SEASON2』の特別展示。模擬事件現場でタブレット端末(捜査手帳)を使い、証拠や証言を集めながら事件の解決を目指しました。指紋鑑定や足跡鑑定などの様々な鑑定手法について体験しながら学べるコーナーも賑わいました。
2024.2.18(日) 蔵前理科教室
蔵前工業会(東京工業大学同窓会)の皆さんと、驚きの実験をしました。半球を2つ合わせ、中の空気を抜いてから…両側から引っ張れぇ!なんと、みんなで綱引きしても半球は離れませんでした。半球の代わりに2つのプラカップを使った実験でも大成功!半球やプラカップが、強い力で周りの空気に押されているからなんだって。ふだんはあまり感じることはありませんが、空気には重さや押す力があるということを体験・実験を通して知ることができました。
2024.2.24(土) コズミックカレッジ~飛行機がとぶひみつ~
能代子ども館の千羽館長から「この2つの機体の違いは分かるかな?」との問い。子どもたちは、「片方は平らだけど、もう一つはふくらんでる」と形の違いに気付きました。この特別な形をした翼に輪ゴムを引っかけて飛ばすと、「本当に浮いたあ!」「宙返りしたよ」と大歓声。子どもたちは、尾翼を付けたり、おもりの数や位置を調整したりして実験を重ねながら、まっすぐに長い距離を飛ぶ理想の機体に近付けていきました。
令和5年度のイベント記録