自然科学学習館の概要
設置目的
本館は、時代の要請に応える事柄を企画展示することにより、次代の秋田を担っていく人材の育成に資することを目的に設置され、その時代の市民ニーズに対応した内容を参加体験型の情報として発信します。
具体的には、科学教育や体験的な学習、総合的な学習の時間への対応を視野に入れながら、広く市民に対して「生物」「自然」「宇宙」をテーマに、身の回りの様々な事象に関する科学的な見方を広げ、「不思議」と「驚き」を発見し、解明する力を養うことができるテーマ展示やワークショップ、自由参加型体験学習を展開することとしています。
業務内容
(1)展示体験
- 導入展示
館内の環境特性を生かした大スケール展示 - 展示体験
各種効果とハンズオンによる学びの2ウェイ展示 - 解説コンテンツ
展示内容を詳細に解説するデジタル情報
(2)ワークショップ
- 学校教育企画
小中学生の学校教育利用(平日自主事業) - 社会教育企画
青少年や一般の利用に対応した企画(休日自主事業) - 特別企画
研究者等を招いた講座やワークショップ企画(休日自主事業)
(3)自由参加型体験学習(調べ学習)
- 科学おもしろグッズ
年齢を問わず体験できる多くの備品 - 自然・科学関連書籍
図鑑、絵本、月刊誌、郷土秋田の本等
継続的利用への対応
本館が、拠点センター公共棟内の一施設であることは、恒常的な賑わい創出の一翼を担うことを示します。来館者は、科学に関する学習目的を有する方から、何気なく立ち寄り 気軽に科学に触れ親しむ方まで、幅広い目的と年齢層が予想されます。リピーターを誘発し、施設の進化を目指す上で以下の視点を大切にします。
- 秋田らしさが感じられる雰囲気づくりと情報更新
- 身近な科学を題材にした各種企画の多様性と柔軟性
- 来館者、運営懇談会委員の声を反映した評価と改善
- 科学教育発展と市民サービスをふまえた職員研修
- 関係諸機関との長期連携