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子育てQ&A

子ども未来センターでは電話や面接で相談を受け付けていますが、乳幼児期の相談のうち、多かった質問についてご紹介します 。

Q.子どもが小学校に入学します。どんな準備が必要でしょうか。

A.希望にあふれ新しい思いで入学を待ち望む事ができるようにしましょう。

ご入学おめでとうございます。お子さんの成長を嬉しく思いながら、ご両親も準備に忙しくなったり、心配な事も出てきますね。
「お行儀よくしないといけないよ。」「先生のお話ちゃんと聞かなきゃだめだよ。」などなにげなく言ってしまうことが、子どもの心を不安にさせてしまうことがあります。小学校への入学は、大人が考えているよりはるかに子どもは緊張しています。おどかすような話はしないようにしましょう。学校の楽しさを具体的に教えてあげたり、ご両親が小学生だった頃の楽しかった話などでわくわくする気持ちをもたせてあげましょう。
元気に通学するためには生活のリズムを整えてあげることも大切です。虫歯などがあれば入学前に治療を済ませておきましょう。
また、通学路を子どもと一緒に歩いて、小学校までの道順や危険な場所を確認しておくと安心ですね。

子どもに情緒不安が見られる場合にはスキンシップを多くした子育てをしましょう。

6歳だから言葉で話せば何でもわかると考えないようにしましょう。子どもは入学前後の環境の変化で、緊張が高まったり気持ちが不安定になったりします。そのような時、急に頻尿になったり、母親にべたべたしたりする子もいます。時には指しゃぶりを始めたり、弟や妹に八つ当たりするなどの形で現れることもあるので気を付けてあげましょう。こんな時はゆっくり話しを聞いてあげたり、しっかり抱っこし安心させてあげましょう。

Q.たびたび、だだをこねるので困っています。

A.お互いの興奮をしずめることからはじめませんか。

2~3歳のだだこねや、かんしゃく泣きには本当にお手上げになってしまいます。大人の方が泣きたく、怒りたくなってくるのは、あなたばかりではありません。子どもは1歳半頃から自分の思いを通そうとするようになります。あの、何もできなかった赤ちゃんが大きくなって、自分で考えたり、自分でやってみたりするようになるのです。こう考えると、その成長も嬉しいですね。

しかし、子どもはまだまだ危険や相手の迷惑を考えることができません。だから大人から注意されてはかんしゃくを起こして泣き叫ぶことがあるでしょう。一度そのようになると言葉でしずめようとしてもなかなか治まりません。かえってひどくなってしまうこともあります。子どもも興奮して自分ではどうしようもなくなっているのです。

きつく怒ってしまったり、「ママが悪い」と言われたりして、自己嫌悪に陥ることもありますね。お子さんに巻き込まれてお母さんまでパニックにならないように、まず落ち着きましょう。

お店や人目の多いところなら、まずは静かな場所に移動し、お子さんが落ち着くのを待ちましょう。
頃合いを見て、「水でも飲もうか」とかんしゃくを起こしたことには触れずに、別のものに転換させる方法もあります。落ち着いたら、「~したかったのね」「もっと~してほしかったのね」と子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。気持ちがわかってもらえると、少しずつ気持ちをコントロールする力が身についていきます。

かんしゃくやだだこねの理由がわからない場合は、環境の変化への不安など、他に問題がかくれていることも考えられます。育てにくさやストレスがたまって、かわいくないという思いがわいてくるときは、ちょっとひと息いれて相談してみてください。

Q.最近子どもがどもるようになりました。治したいのですが…。

A.笑顔で向き合い歓迎して受容しているうちに、普通のリズムになることも多いようです。

ことばが吃るという相談の多くは2歳代から始まりますが、子ども未来センターに寄せられる電話相談の中では1歳11か月のお子さんの相談が2件ありました。
子どもの「かたこと」は1歳9~10か月頃からことばの発達の爆発期を迎えます。一日に5語~10語もことばが増えるので1~2か月過ぎると別人のように大人とことばでやりとりするようになります。
しかし、子どもは自分の言いたい思いをまだ全部話せる訳ではありません。また、ことばは獲得していても場面にあわせて、すぐにことばがするすると出る訳ではありません。そのため、2歳~3歳の子どもの場合は、ことばのリズムの乱れが吃音とよくにています。「非流暢性」(ことばが流暢に出ていない状態)であることが多く吃音とは区別されています。下にあるような家庭でのことばのコミュニケーションのルールを守っていれば、やがてことばのリズムは正常になっていくものです。

  1. 子どもとは笑顔で向き合い、子どもの話に合わせてうなずきながら話を聞く。
  2. 子どものことばのリズムの乱れを助長するような言い方をしない。
    ※言ってはいけない例 「ゆっくり言いなさい」「落ち着いて言ってごらん」
  3. 「あのー」「えーっとね」「うんとね」「あのね」「そしてね」などの言い方は、子どもが何回言っても歓迎して受容する(話したいことばを探しているのです!)。

年齢が3歳以上になり吃症状を繰り返している時には、弟妹の誕生や就園の問題や引っ越しなどの環境の激変がからんでいることがありますので、一度ことばの面接相談をなさることをお勧めします。

Q.下の子が生まれてから上の子をきつく叱ることが多くて…どうしたらいいでしょう?

A.まず、上の子を受け入れ、一緒に過ごす時間を持てるといいのですが…できないときは周囲にサポートを求めましょう。

ふたりめを出産すると、また、夜中の授乳、オムツ替えなどの赤ちゃんの世話に手がかかる生活が始まりますね。寝不足にもなります。こんな時、上の子がかまってもらいたくてできることをしなかったり、いうことをきかなかったり、乱暴にしてみたり、赤ちゃんが泣くと一緒に泣いて抱っこをせがんだりすると…つい、感情的に怒ったり、きびしくあたってしまったり、かわいいと思えなくなったり、ということは多くのママたちが体験していることです。無意識のうちに「あなたはもう赤ちゃんじゃないのだから」とひとり立ちを期待し促しているのかもしれませんね。

でも、上の子にとって、「赤ちゃん」の登場は一大事です。今までみんなの注目の中心は自分だったのに赤ちゃんの方にそれが移り、いつも自分を抱っこしてくれたママはいつも赤ちゃんの方を抱っこしているのですから、これはそんなにスンナリ受け入れられる状況ではありません。自分だって抱っこして欲しい、甘えたい気持ちがまだまだいっぱいあるのですから…。だから、時には上の子が下の子にいじわるをするといったことが起きたりします。

こんな状況のときには、まず、上の子を受け入れ、抱っこをしたり、相手をしてやることができれば一番いいですね。一日のどこかに思いっきり甘えられる時間をつくるのも子どもにとっては安心かもしれません。でも、赤ちゃんの世話を一生懸命しているときのママは、こんな上の子の気持ちを頭では理解できても気持ちがついていかない、受けとめられないということがあるのではないでしょうか。そんなときは上の子の気持ちのケアについて、自分の気持ちの余裕を取り戻すための方法について、パパや家族と話し合ってみたらどうでしょうか。ファミリー・サポート・センターなどの利用も考えられます。

これからの長い家族の関係の始まりです。大切に時間をかけて作っていきましょう。

Q.ことばが遅れているのではないかと不安になるのですが…

A.コミュニケーションの基礎ができていれば大丈夫。

1才半から2才頃になると、ことばが遅いけどいいのかしら?と不安になって相談にみえる方も多くなります。ことばが出始める時期、そしていっきに増える時期(ことばの爆発期)は、とても個人差が大きいものです。他の子と比較すると必要以上に不安になったりしてしまいます。大切なことは、次のような基礎的な力が育っているかどうかです。次の視点で子どもの様子を見てみましょう。

ことばは「話すこと」の前に「理解すること」が先になります。大人の言うことを理解して、「ごはんだよ」というと、テーブルについたりするでしょうか?また、ことばを話さなくても、

  • まなざしで感情を訴える
  • 指さしで相手に伝える
  • ことばらしき音声を発する
  • 表情に思いを表す
  • ジェスチャーをする

など、相手とやりとりするコミュニケーションの基礎になる力が育っていればあまり心配いりません。

テレビ、ビデオなどを見せすぎてはいないでしょうか。テレビはまなざしを交わしたり、ほほえみ合ったり、感動を分かち合うなどのコミュニケーションの能力は育ててくれません。一日中つけっぱなしや長時間テレビの前に座っていることは、ことばの発達に影響があると言われています。

2才までに、次のような「基礎になることば」がいくつぐらい使われているか、書き出してみると少しずつ増えていくのに気づくと思います。 ママ・パパ=家族、ンマンマ=食べ物、テ・メ=身体の部分、ワンワン=動物、ブッブー=乗り物、イタイ=感覚、イヤ=意志、バイバイ=あいさつ、イコウ=動作、など。

以上のような視点で子どもの様子をチェックしてみて、やはり気になる時は相談なさることをお勧めします。子ども未来センターでも、ことばの相談を受け付けています。

Q.子どもを怒ってばかりいます。叩いてしまって落ち込んでしまいます。

A.まずは自分の気持ちを話して。家族の理解や協力を得ることとリフレッシュが、やさしい気持ちになれる近道です。

イライラして子供を怒鳴ってしまったり、叩いてしまった経験は、多くの人がもっているのではないでしょうか。怒ってばかりでイヤになる、つらくなるという話は子ども未来センターの相談でもよく話されることです。こんなときの状況を聞くと

  • 反抗期で言うことをきかなくなって、
  • 手がかかって何度も同じことを言わなければならなくて
  • 下の子が生まれて大変なのに上の子がまとわりつきイライラして、
  • パパが子育てに全然関わってくれなくて、話を聞いてくれなくて、
  • 一日中、子どもと二人の生活に疲れてしまっていて、

などなど、子育てがつらくなっている状態だということが分かります。

よく聞くと、「子どもが~」というより、育児の責任を一人で負わされているしんどさや夫の協力が得られないつらさを訴える人が多いのです。「子育てがつらい」「子どもがかわいく思えないことがある」という育児不安や育児ストレスは誰にでも生じうると言われているように、そんな状態にあると言えます。

では、子どもを怒鳴ったり叩いたりしないためにはどうしたらよいでしょうか?

まず、「今、自分は子育てが大変で」と自分の状況を認め、解決しようとする姿勢、そして、具体的なストレスの解消法を考えることが必要です。「子育てが大変でつらい」と誰にも言えないでいる人は、まず、夫や周囲の人に話してみましょう。家族の理解や協力、そして少し子どもから離れママが自分の時間を持ちリフレッシュすることがやさしい気持ちになれる一番の近道です。

子ども未来センターの相談にも是非電話をしてください。面接でゆっくり自分の気持ちを話すこともできますし、具体的な支援になるファミリー・サポート・センターや託児ボランティアの紹介もできます。他にも、例えば、地域の保育所の保育所開放に出かけると、保育士さんから遊ばせ方や対応を学べたり、他の子どもたちと一緒に自分の子どもを見直す機会になったり、と解決に結びつくことがあると思います。

あなたのSOSに応えるところや人がいることを、忘れないでくださいね。

Q.反抗期で言うことをききません。どう対応したらいいのでしょう。

A.言うことをきかせようときびしくするのはやめましょう。一息いれて見守る方法を考えてみませんか。

よちよち歩きだった足取りが確かになり、片言でのおしゃべりも増えてかわいさの絶頂にあった子どもが、2歳半ころになると「いや」「だめ」「ちがう」を連発し、親の言うことをきかなくなります。やることも、急いでほしいときにゆっくりやってみたり、自分ではできそうもないことをどこまでもやりたがったり、思い通りにならないと、だだをこねて騒いだり寝ころんでみせたりします……いよいよ、「反抗期」がやってきたのです!

反抗期のしくみ

育児書などには、反抗期は子どもの自主性の芽生えの時期なので、子どもの成長を喜びうまくつきあっていきましょう、と書いてあります。でも、そうは思っても、こんなことが一日に何度も繰り返されると、ため息を通り越して「もうっ、何でそうなの!」「いいかげんにしなさい!ママはもう知らないから!」と叫んでしまったりしますよね。余裕がないときは「私を困らせたいわけ?!」という気持ちにもなったりすると思います。でも、子どもはあなたがイヤで逆らっているわけではないのです。実はその反対です。子どもがこの時期こうして「反抗」できるのはママへの全幅の「安心」「信頼」が育っているあかしだと考えていいのです。

子どもの発達の研究者によれば、2歳後半頃は、これまでの安心感、信頼感などの内面を育む時期から外の世界に対する興味、行動への欲求が高まる時期への交替期だと言われています。この外的適応力を充実させる時期への移行は、大人が考えるようにスムーズにはいきません。子どものなかでそれまでの心身のバランスが崩れ、ぎこちなく進む、そのぎこちなさが「反抗」という形になるのだと言われています。子どもが急速に成長や発達するときに「反抗」はつきものなのだと考えると、なんとなく納得できますよね。

というわけで、反抗期の子どもとどのようにつきあっていけばいいかということですが、子どもの健全な成長のためには「反抗をやめさせよう。言うことをきかせよう」ときびしくしたり、押さえこむのはやめた方がいいのです。幼い子どもは大人のあなたを信じて、安心して、自分の言いたいことを言ったり、やったりしているわけで、こういった体験なしに「自分」を育てることはできないと言えるからです。それは子どもが生きていくうえでとても大事なことなのです。

ではいったいどうしたら…

反抗期は3歳過ぎには落ち着くと言われています。ママやパパ、周囲の大人たちは、ときどき一息いれて、この時期を見守っていく(忍耐していく?)ようにしましょう。反抗で見えなくなっていますが、反抗期の子どもは”甘えたい気持ち”もいっぱい持っていることを忘れないでほしいものです。

子どもの気持ちを尊重できるいくつかの方法をあげておきますので、どうぞ参考にしてください。

  • 子どもの「イヤ」「ダメ」を変えさせようとしつこくこだわらない。2.3回続いたら「じゃあ、また今度にするから」
  • 「どっちにする?」と子どもに選ばせる。
  • 代わりのもので満足させる。例)「じゃあ、特別に絵本2冊読んであげるから」「じゃあ、だっこしてあげるから」
  • どうしようもなくにつまってしまったら、場面や気分を変える。例)「じゃあお外に行ってみようか」
  • 眠い時はかんしゃくに移行しないよう、だっこしたりお気に入りの物を持たせて眠りに誘う。
  • 見守るしか方法のない時もある。やがておさまるので、本気でケンカをしないようにする。

Q.もうすぐ3歳になるのに、オムツがはずれません。パンツにすると、紙オムツをもってきます。どうしたらいいのでしょうか。

A.実際にオムツがはずれる時期は個人差があります。

一般には、朝起きたときやお昼寝のあと、オムツがぬれていなかったり、おしっこの感覚が2時間くらいあくようになったら、トイレに誘ってみます。

ぬれていないということは、膀胱にためておく機能が発達してきたということです。トイレを嫌がる場合には、子どもの好きなキャラクターのポスターを貼ったり、トイレに入ったらシールを貼ったり、トイレに行くことが楽しくなる工夫があるといいかもしれません。トイレの本や、歌、ビデオなど、教材を利用するのもいいでしょう。焦ってしまいますが無理や強要をしないことを心がけてください。

お子さんの場合、どうも赤ちゃん返りが含まれているのでは…と思われます。下のお子さんが生まれ、ママにオムツを変えてもらっている様子を羨ましく思っているのではないでしょうか。自分も赤ちゃんのようにお世話をしてもらいたい、かまってもらいたいと思っているのです。
そのような心理状態から紙オムツをはかせてほしいのであれば、はかせてあげましょう。赤ちゃんのように甘えさせて、将来わがままになったり、悪い子になることはありません。

赤ちゃん返りを、笑って楽しむ余裕があったらいいですね。
子どもは十分に満たされたら、またできるようになっていきます。いっときのことです。
トイレトレーニングは、簡単にできる子、時間のかかる子さまざまで、遅い場合、他の子と比較して、ママが辛く感じることもあるかと思います。
もしオムツが取れなくて、ママのほうがとても辛くなるようなとき、トイレを異常に怖がるとき、膀胱にためておけないのではと感じるときは、子ども未来センターに相談してくださいね。

Q.「だっこ、だっこ」とまとわりついて離れません。家事もできずイライラしてしまいます

A.家事を家族に協力してもらって。子どもを安心させ満足させることが近道です。

1才前後の子どもは好奇心が旺盛で「~したい」という思いがいっぱいです。でも、初めて経験する世界が多いので不安もいっぱいです。こういう心の動きをまだ言葉で表現できないので、泣いたり、ママを追いかけたり、いつもくっついていないとダメになったり、ということになるのです。特に、夕方になりママが忙しそうにそわそわしだすと、子どもの不安が増し、「だっこ、だっこ」と言い出したり、機嫌が悪くなったりします。

毎日これが続くとうんざりしたり、イライラしてしまいますね。

こんなとき、子どもを突き放したり子どもから逃げようとすると、かえって子どもの不安をあおり、ますます大泣きする、するとこちらもイライラして、自分も泣くたくなるという悪循環に陥ってしまいます。この際、家事の方を一旦ストップして、覚悟を決めて、子どもとしっかり向き合い、ベッタリすることをお勧めします。その方が、子どもが安心し、離れてくれる近道なのです。子どもはママに抱っこされ、安心し満足すると案外短期間でママからスッと離れ、一人遊びができるようになるものです。
パパや他の家族に家事を分担してもらったり、たまには子どもと離れてリフレッシュできる時間を持つなどして、この時期の「だっこ、だっこ」を受け止めていけたらいいですね。

Q.他の子と遊ぼうとしません。

A.一人遊びができていたら大丈夫。

親さえいれば満足して一日を過ごしていた赤ちゃんも、2才頃からは他の子どもに興味を持つようになってきます。他のこの動きをじっと見つめたり、そばに寄っていったり、押してみたり、たたいてみたり、その子の持ち物を取ってしまったり…。まだ遊び方が分からないので、ちょっとしたトラブルもおきる時期ですね。

なかには、他の子のいる場所に行くとゼンゼン遊ばなくなってしまう子もいます。イヤがって泣いたり、お母さんにしがみついて離れなくなったり…。他の子はみんな一緒に楽しそうに遊んでいるのに、どうしてうちの子は?…将来、お友だちをつくれないんじゃないかしら、と心配になったりしますね。

でも、この時期の子どもは一緒に遊んでいるように見えても、同じところで同じことをしているだけで、実は一人遊びをしているということも多いものです。無理に一緒に遊ばせようとするよりも、今はまだ、一人遊びをしたい時期だと思って好きな遊びをじっくりさせてあげたり、ママが一緒に遊んであげてもいいのです。
まだ一緒に遊べなくても心のなかには他の子への興味が芽生えています。他の子の動きに驚いたり、こわくなったり、不安になったりもします。だから、この時期に必要なのはいつも、自分を見守ってくれる人がいる安心感だと考えてください。その安心感に守られて、何度も他のこと合っているうちに、だんだんと一緒に遊ぶ楽しさを体験できるよういなっていきます。
社会性は、子ども自身の能力や家族とまわりの人との関わりをとおして育まれていくものです。発達的にもお友達と遊べるようになるのは3才を過ぎてからなので、一人遊びができていれば十分です。大人は遊びの家庭を温かく見守ってあげましょう。
他の子に対して全く興味さえ示さない、全く知らんふりでマイペースで遊び続ける子の中には、コミュニケーションの訓練が必要な場合もあります。子ども未来センターでは、このようなお子さんの相談にも応じています。心配な場合は相談をお勧めします。

Q.指さしが少ないような気がする…発達が気になります。

A.個人差が大きいものですからゆったりと考えてくださいね。

赤ちゃんの発達は、スピードが早い子、ゆっくりの子との個人差が大きく、指さしをする時期、歩き始める時期、ことばが出始める時期などに数ヶ月も違いがあります。早いからいい、遅いからダメということはないのですが、どうしてもほかの子と比較して不安になったりしますね。母子健康手帳にチェック項目がありますが、これは平均的な目安と考え、「ある程度幅がある」と知ってゆったりと育てましょう。

赤ちゃんは「わかる」が先で「言える」が後です。だから、赤ちゃんに「ゴクゴクしようね」「ワンワンいるね」といっぱい語りかけることがことばの経験を積むためにとても大切なことなのです。また、まだ「言えない」赤ちゃんは興味のあるものを指さしたり、手をのべたりしてことばの代わりにします。赤ちゃんが絵本の絵に指をくっつけたら(接触型指さしといいます)「ワンワンいるね」、遠くの自動車を指さしたら(分離型指さしといいます)「あっブーブーだね」などと必ず反応してあげましょう。こうしてコミュニケーション力が育っていきます。誰も反応してくれないと、せっかくの指さしもなくなってしまい、ことばの発達にも影響が出てしまいます。TVやビデオに頼りすぎる育児は、こういう反応ができないので好ましいとは言えないのです。

それでも心配なときは…

指さしは1歳ころから出始めますが、あまり指さしをしない赤ちゃんもいます。指さしをしなくても、声、視線、表情、動作などでさまざまなサインを親に送っています。それに応えてあげることで、やがて指さしもことばも増えていくでしょう。けれども「サインが少ないみたい」「私の言うこと理解しているかしら?」「指さしをしない」など心配なことがあったら、子ども未来センターにお電話くださることをお勧めします。そのままゆったり様子をみていいものか、専門家に診てもらう必要があるものか相談をすることができます。お子さんと一緒に面接相談もできます。

Q.うちの子はよその子を叩いたり噛んだりひっかいたりするので困っています

A.成長の証、と考えましょう。

1才から1才半というこの時期の赤ちゃんは、何にでも興味をもちます。なんでも叩いてみたり噛んでみたりして確かめようとします。相手が人間でもおかまいなしです。赤ちゃんによっては遊びのひとつと捉えていたり、愛情表現だったりすることもあります。思うように相手に伝えられないとか、自分に注目してほしいという表現のときもあるでしょう。でもよその子をひっかいたり、おもちゃを取ったり噛みついたりしたら…あなたの目には、我が子が悪い子のように映ってしまうかもしれません。でもこれは順調に発達(成長)している証ですから、ご心配なさらずに。

でも困りますよね。そんなときは…

こんなとき「どうしてそういうことをするの」なんて言われてしまうと、赤ちゃん自身も後戻りできなくなってしまいます。「○○してほしかったの?」など、気持ちを代弁する方向で接してみましょう。「ごめんなさいは?」よりも「ごめんなさいって思ってるんだよね?」、「ダメでしょ」「わかった?」ではなく「もうしないよね」「おりこうね」という風に。そしてスキンシップしながら気持ちが落ち着いたところで言い聞かせましょう。

他の子を叩いたりしてしまったときは、お母さんはすぐに子どもさんを抱き取り、相手の子と親御さんに謝りましょう。そして、我が子にも「ダメよ」と教え、謝らせましょう。謝る意味は分からなくても、繰り返し繰り返し教えていくうちにやがて分かるようになっていくのです。この「何度も根気よく」が必要です。でもなるべくなら「やりそう」と思ったときは他のことに興味を移した方がいいですね。

Q.離乳食はどんなふうにすすめたらいいの?味付けや量はどうしたら?

A.離乳食は焦らずにゆっくりと、薄味で。

離乳食についての詳しい情報は、子ども健康課でも行なっています。

Q.うちの子は泣いてばかりいます。赤ちゃんはなぜこんなに泣くのですか?

A.赤ちゃんは成長と共に泣き方も、その理由が変わってきます。

生後まもなく泣くのは、そのほとんどが生理的な欲求か不快感の表現です。まずはその生理的な欲求を満たしてあげましょう。

  • 生後まもなく泣くのは、そのほとんどが生理的な欲求か不快感の表現です。まずはその生理的な欲求を満たしてあげましょう。
  • おむつは汚れていない? → おしりは赤くなっていませんか。
  • 暑すぎたり寒すぎたりしていない? → 汗ばんでいますか。または手足が冷たくなっていませんか。
  • 喉が渇いていない? → 白湯や麦茶などを少しずつ飲むと落ち着くこともあります。
  • どこか痛くない? → いつもと違うカン高い泣きや繰り返し泣くときは注意してみましょう。

でもおっぱいやミルクもあげて、おむつも替えたのに泣きやまない。抱けば泣きやむのに寝かせると泣く、というときはどうでしょうか。5~8ヶ月になると「甘えたり」「かまって」ほしい、という泣き方や「気に入らない」「イヤ」などの怒りも増えてきます。

赤ちゃんが泣くのは当たり前、と割り切ってみましょう。赤ちゃんは欲求を言葉で表現できないから泣くのです。お母さんを困らせようとしたり、お母さんのせいで泣いているわけではありませんから、自分を責めないでくださいね。また周囲から「赤ちゃんを泣かせるな」等と言われ、プレッシャーになることもあります。「このころは、本当によく泣く時期なのだ」ということをまわりにもお話ししておくことも必要です。

ちょっと窓を開けて遠くを見たり、おもちゃに触ったり、抱き方や姿勢を工夫したりして、お母さんも赤ちゃんも安心できる方法を探してみましょう。抱きグセがつくのではと心配なときもあるかもしれませんが、それよりも満ち足りるまで抱っこしてあげましょう。泣いたら応えてくれる人がいる、という安心感を得る方が赤ちゃんにとっては大切なのです。この安心感が、赤ちゃんがひとを好きになっていく基礎になるのです。

Q.育児に疲れてしまいました。私は育児に向いていないのではないでしょうか?

A.育児に向いていないんじゃないか…そういった思いを持つ人は実はたくさんいるのです。

育児に向いているかいないか、それは能力の問題というより、気持ちの問題があるようです。他人から見ると、きちんと子育てしている人が「ツライ。私は向いていない」と思っていたり、全般に手抜きをしている人が「楽しい。私は向いているかも」と思っていたりします。つまり、夫や周囲の理解・協力といった子育ての条件でつらくなることも多いのです。

また、赤ちゃんの気質とそれに対するお母さんの感じ方という相互作用で生まれる「育てやすい子」と「育てにくい子」がいるとも言われています。最近は幼い子どもに触れる機会がほとんど無いまま親になる人が多いのですから、初めての生身の子どもに接して戸惑うことがあるのも当然のことです。育児書に書いてあるとおりのことはほんの少しで、すべてピッタリ当てはまることが書いてあるはずはありません。

そんな育児の大変さを「母親なら当然」「皆やっていること」と片づけられてしまうと「自分だけわがままなのか」とか「未熟なのか」と落ち込んでしまったり、仕事を持つ母親は「も~っ忙しいのに!」と思い、専業主婦の人は「どうして私だけ!」とどちらも孤立感を感じて暗い気持ちになってしまいますね。やがてプツンと切れてしまって、子どもを無視したり叩いてしまう自分を見つけるとよけいつらくなってしまいます。

つらいときは第三者に助けを求めましょう。夫がダメなら祖父母、それがダメなら託児施設の一時預かりやファミリー・サポート・センター(子ども未来センターにあります)、託児サポートの団体もあります。ほんの少し子どもから離れるだけでずいぶん心も軽くなります。子ども未来センターのプレイルームに出かけるのも一案です。つらさを話せる相談室に寄ることもできます。

もし感情的になってしまったら、子どもに「ごめんね」と謝ることも必要です。完璧な人間がいないように、完璧な親だっていません。子どもと一緒に親も成長していくのです。誰でも理想の子ども像や母親像はあるものですが、理想よりもあなたの子どもとあなたのありのままを受け入れていきましょう。そうすることで、お母さんも肩の力を抜いて育児を楽しむことができるかもしれません。

Q.ミルクは必ず時間どおりにやらないといけないの?ミルクやおっぱいを途中でやめたり、飲み過ぎているのではと思うこともあります。

A.ミルクやおっぱいの飲み方にも個人差、個性があります。

ちょこちょこ飲む子もいれば、一回でたくさん飲める子もいます。一般に母乳の子はちょこちょこで、ミルクの子は一回でたくさん飲めるのでよく眠るとも言われますが、これも個人差があります。おっぱいやミルクが足りているかどうかの目安は体重です。体重が月齢に応じて順調に増えていれば心配いりません。また、おしっこの回数が、一日に6回以下で少ないと感じたら、おっぱいやミルクが足りていないかもしれません。

はじめのうちは一回で飲める量も少ないので、泣いたらあげるという繰り返しでもかまいません。そのうち、自然にリズムができてくるでしょう。何回もあげるから飲み過ぎということではありませんし、また、赤ちゃんが飲んでいるうちに疲れて眠ったり、必要量を飲まないときがあっても珍しいことではありません。赤ちゃんが欲しがるだけあげてください。また、たくさん飲んで発育の良い子は太り過ぎを心配するかもしれませんが、乳児期の肥満は、ハイハイ~ひとり歩きなど運動量が盛んになるにつれて解消していきます。むしろ、多く飲むのもその子の適量です。
赤ちゃんにも、飲みたいとき飲みたくないときがあるので、「お腹が空いたら飲むわね」とゆったりかまえることがいいでしょう。